最初に

このサイトでは私の庭での栽培データを書き留めていきたいと思います。

栽培データはバラを育ててわずか数年の私の経験に基づくものです。
当然、栽培環境によって結果は大きく異なるかと思われますので
バラのデータなどは参考程度に留めておいてください。

素人ゆえに変なことを書いているかもしれません。
お気づきの方はこっそり知らせてくれると嬉しいです。

育て方

大体がNHK・趣味の園芸のバラ栽培12か月の本の通りです。
仕事の関係で庭作業ができるのは週末のみ。

施肥

寒肥に有機肥料(油粕・熔成リン肥他)
生育期は追肥として発酵油かす or 化成液体肥料。

用土・鉢

赤玉6+ピートモス3+(パーライト・くん炭)1くらいが基本。
鉢はプラスチック中心。水持ちが良く軽いので。
8号~10号のロゼアポットもしくはスリット鉢を主に使っています。

バラ会について

茨城バラ会県北の(幽霊)会員です。
コンテストは参加していません。

環境

北関東沿岸部在住。
Hardiness zoneだと9aか8bにあたります。
真夏は連日30度越えで、35度以上の猛暑日もたまにありますが夜間は気温が下がります。

黒点病に弱い数種を除き、基本的には鉢植えで野ざらしです。
午後しか日が当たらない場所もありますが、生育期の日当たりはそこそこ良好。

ただし、周りを高木に囲まれているため、風通しが悪い。湿気が多い。
海が近いため塩害もあるかもしれません。
黒点病多発地帯。うどんこ殆ど無し。

バラの病気について

2009年現在、我が家で問題になるのは
1.黒星病(かなりひどい。一番の問題)
2.灰色カビ病(春に多発)

以上。
うどんこ病はほとんど全くかかりません。どういう訳か。
なので品種紹介などで耐病性に優れるなどとあっても、
それはうどん粉病に対するものではないことを予めご了承ください。

バラの害虫について

ハダニ・カイガラムシはいません。
アブラムシ・チュウレンジハバチはよくでます。

バラの病害虫対策について

黒点病予防のために5月から10月くらいまで(真夏除く)市販の農薬を使っています。
主にダコニール、トップジン等(バラの黒点病予防に適用のあるものならならなんでも)

灰色カビ病対策はカダンセーフ。適用回数が無いので便利です。

多目的スプレー剤はコストパフォーマンスが悪いので使っていません。

サプロール等の乳剤は防毒マスクが必要なようですので、使うのは防塵マスクでOKな水和剤のみと決めています。

以前は冬場に石灰硫黄合剤もつかっていましたが、今は止めました。
強アルカリで扱いが面倒なのと、単に黒点病予防効果を狙うだけなら普通に殺菌剤を定期散布したほうが効果があるようなので。
止めて数年経ちますが特に違いは感じません。
カイガラムシとか出ればまたお世話になるつもりです。

展着剤は固着系展着剤のアビオンEを使っています。
いい加減な性格がたたって普通の浸透系展着剤を使用していた時は薬害を出してばかりでしたが、 固着系にしてから上手く行き出しました。
(でも噴霧機が良く詰まる気がする…)

2009年からはバラ会でお勧めされていたアプローチBIも併用することにしました。

防虫

虫対策は主に市販のスプレー式殺虫剤剤
及びオルトランなどの地面に撒くだけの粒剤タイプのみです。(理由:手軽だから)
よって粒剤の使えない高性のシュラブやつるは極力増やさない(つもり)

根頭癌腫病の対処

以前は癌腫がみつかっても可哀そうだからと栽培を続けていましたが、
結局花もさかせず2年以内にすべて枯れてしまい、
後へ残ったのは他の株へ感染させたかもしれないという不安だけでした。

そういうことがあったので、
今は未感染株の感染防止が第一というスタンスです。

癌腫が見つかった株は処分し、土と鉢は消毒します。

しかしこれまで廃棄出来たのは
発症した株の殆どが買ったばかりのもので大して愛着がないからこそ。

2009年は年数のたった株にまで癌腫が見つかるようになりました。

ガンシュ
クイーンエリザベスのページより。

直径10cmはあったガンシュ。
ガンシュになりづらいといわれる挿し木の苗に…

数年面倒みてると癌腫ができたからといって簡単に引っこ抜けません。
さてどうしましょうか…

もうガンシュは見たくない!ということで、
バクテローズを使用しているバラ苗の生産業者のページを作りました。

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