バラの種まき:種を取り出す

ローズヒップ中 ローズヒップとタネ

(写真左)アンクルウォルターのローズヒップを切り開いてみたところ。

大きなローズヒップは固いので、園芸用のハサミなどで切り開きます。

完熟した小さいローズヒップであれば十分柔らかいのでハサミは要りません。
素手で果肉を取り除けます。

(写真右)中から種が出てきました。
ゴワゴワした繊維状のものに包まれています。

種は春まで保管

バラのタネは低温期を経験しないと発芽しないことが多いようです。

乾燥させないようにした上で冷蔵庫に春まで入れておきます。(最低2ヶ月)
気温が十分下がる環境であれば野外保管でもOK。

収穫後すぐ撒いてしまってもいいですが、どちらにしろ春になるまで芽はでません。
なので、ここではより手のかからない冷蔵庫保管をお勧めします。
(注:冬季に芽吹くこともあるような温暖地では収穫後すぐ撒いてしまってもいいと思います。)

ちなみに、ローズヒップのまま保管していると腐ることがあります。
保管するときは種は取り出しておくのがお勧めです。

種まき

十分低温期を経験させたら、いよいよ種まきです。
種まき自体はいつでもできますが、3月くらいがちょうどいいです。
気温が上がってから撒いたほうが芽吹きが早いためです。

赤玉土やピートモスなど、肥料分の無い新しい土を用意しましょう。
蒔いた後は軽く土をかぶせて、あとは定期的に水をやるだけです。

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